自動詞と他動詞の見分け方や違い、覚え方は?例文での使い方、目的語・前置詞は?

自動詞・他動詞の違いや覚え方は?

英語の文法の中に、動詞の働きや活用、使い方は文を決める要素にもなりますが、その中に自動詞、他動詞があります。自動詞と他動詞を知る、活用することは英文を形作ると言っても決して言い過ぎではありません。

むしろ活用できるようになれば、英語の守備範囲や攻撃範囲広がりますし、どうしても押さえておいて欲しい動詞が、この自動詞と他動詞です。

では早速、自動詞と他動詞の違いなど見ていきましょうね。

自動詞と他動詞の違い見分け方、覚え方は?目的語や前置詞、意味や例文は?

自動詞は、文字そのものにもあるように主語と動詞があれば、それそのもので完結してしまう、単発的な動作、点から線の流れみたいに動詞が使われています。動詞の後にすぐ目的語がないものになり、その後に言葉が続くなら前置詞が伴うのが自動詞になります。

文がそのもので完結文になっているので、目的語が要らないのです。

そして英文を修飾語など使って完結文を長くしていくとその代わりに、自動詞+前置詞が加わり文章の中身がカタチづくられていきます。

まずは自動詞を例文を使って下記の表にまとめてみました。

例文で見るのがてっとり早いのですね。

動詞には自動詞と他動詞と両方兼ね備えている動詞もあるので、100%ではありませんが、自動詞を覚えるにもイメージしながらネイティブの気持ちになって覚えていくと分かりやすいでしょうか。

自動詞の使い方、覚え方など例文で見てみると!

自動詞例文(日本語) 自動詞英文 自動詞を意味上ではどんなイメージでとらえるか?
彼が歩く。 He walks. みずから動作する、他に影響を及ばないイメージ。
彼女が食べる。 She eats. 同上
彼らが叫ぶ。 They scream. 同上
田中さんが登る。 Mr. Tanaka climbs. 同上、自分でどんどん登っていくイメージ。
彼が行く He will go. 同上、自分で動いて行くイメージ。
彼女が歌う。 She sings. 同上、自分で歌うイメージ。
花が折れる。 Flowers break. 自然に・勝手に・放っておいたら・みずから・・みたいなイメージ。
鳥が飛ぶ。 Birds fly. みずから動作する、自然に、勝手に飛んでいるみたいなイメージ。
雨が降る。 it rains. 自然に・勝手に・放っておいてもみたいなイメージ。
電車が到着する。 The train arrives. 電車がみずから動いて来て、みずから一直線上に移動するイメージ。(勿論、運転士が動かしていますが)
電車が発車する。 The train leaves. 電車がみずから動いて、みずから一直線上に行くイメージ。
りんごが落ちる。 An apple falls. 自然に・勝手に・放っておいたら自から落ちるみたいなイメージ。
ドアが開く。 The door opens. 自然に・勝手に・放っておいたらバタンと開くみたいなイメージ。
ドアが閉まる。 The door closes 自然に・勝手に・放っておいたらバタンと閉まるみたいなイメージ。
太陽が現れる。 The sun shows. みずから現われる、出現する。show up(はっきり見える)
飛行機が離陸する。 The plane takes off. 現在あるところ根付いているところから自ら離れる(off)で描写
本を持ち出す。 Take out a book. 自ら動いて外に持ち出す。取るだけでは分からないのでoutで描写
私が公園で走る。 I run in the park. みずから走っているだけ。
あの人を見て。 Look at that person. 自分が見るのは対象物。atでピンポイント的に集中して見る様子。
太陽が昇ります。 The sun rises. 見る方からの位置や立場では(実際上は太陽は動きませんが)
計画に反対。 object to the plan. 対象の計画に反対(声をあげて)する。反対か賛成では反対みたいな
私が彼に話す。 I talk to him. 相手がいて双方向的な話、日常会話など。
彼女が人に話す。 She speaks to people. 人に向かって一方向的に語るようなイメージ。

同じ「話す」でも、talk とspeakがありますが、talkのイメージは相手がいて双方向的な話、日常会話など日頃話す場合など。

一方、speak は一方行的な話であったり、心の思いを話す、言葉を話す、ビジネス・フォーマル的みたいな感じです。

前置詞にtoを使っていると一方向性さらにが見えてきます。つまり「to」は矢印のように一方向に向かっていきます。

他動詞の使い方、覚え方を例文で見てみると!

一方、他動詞は、対象物に影響が及んだり、相手など何か(対象物・相手)が必要で、何をするのか、どんなことをするのか、どこにや、どこへなど相手方の何か目的の対象物が必要。

自動詞のように1動作(主語+動詞)では完結しないため、相手である対象物に大なり小なり関わります。

何か物への影響であったり、何かの対象物や相手が必要。
そのために目的語と言われる対象物などが動詞の次に来ます。

つまり、主語と動詞その2つだけでは文の意味が通りにくく、それだけでは文は完結しないため、何か目的物(目的語)を次に持ってこないと(補ってやる)、中途半端な文で終わり、意味不明となるので、言葉を補って初めてひとつの文として通り、相手方にもその伝えたいイメージが伝わるわけです。

そのため目的語が動詞の次に来ると初めて意味が通ることになります。この目的語を補うことが必要とされるのが、他動詞となります。

覚え方としては、全てが画一的に100%ではないにせよ、また例外はあるにせよ大方はこのカタチでイメージして覚えいくといいでしょうか。キーワードは対象物、場所、サービスなど、自分ひとりが動作しても、動作した先に相手方があるという感じ。他動詞と自動詞が同じ動詞のものがありますが
そうやってイメージしていく中で意外と当てはまるはずです。(どこに、何を、何に・・)

 

他動詞例文(日本語) 他動詞英文 他動詞を意味上ではどんなイメージでとらえるか?
私がナイフを使う I use a knife. ナイフを使うため何かに影響を及ぼすイメージ。下記に解説。
私がりんごを切る I cut apples. 切ることで、りんごが変化するイメージ。
彼女がバックを運ぶ She carries the bag. 運ぶには対象物が必要でバックが移動するイメージ。
私が山頂に到着 I reach the summit.. 苦労してなんとか目的の山の頂きに到着するイメージ。
私に帽子を見せて Show me your hat. 対象物を見せる、案内、示すのも相手の何かの対象物があるから
計画を提案する suggest a plan. これも対象物(計画)があって提案する。
ペンを持って来て Bring me a pen. 対象物(ペン)があって持ってこれる。他への働きかけがある。
を経営する Run a store. 対象物(レストラン、会社、店)があり、働きかけ経営できる。
映画を観る Watch a movie. ある程度の時間でドラマやビデオ、観戦など対象を観るなど。
故郷に(私)連れて行って Take me home. 誰をどこにで、歌にもあるように対象物が動く。自動詞もあり。
部屋に入る I enter the room. 入る場所、対象物・相手(部屋)が要る(どこに、どこへなど)
計画に反対する I oppose our plan. 対象の計画に反対する。~に(強い気持ちで)反対する。
彼は音楽を話します。 He talks music. 普通は He talks about music.など。
彼女が科学を話します。 She speaks science. 心の思いや言葉を話す、ビジネス的、フォーマル的

上記の例を見ていきましょう。

◆私がナイフを使う。・・・I use(これだけでは、「私がつかう」使うのはいいが「何を」使うのか分からない。)

そのため、和訳すると「私は、を使う」となって、それだけでは意味が完結しません。動詞useは、を使う。の意味。

なぜなら、useは、使うではなく【を使う】、つまり【use】=【を使う】が日本語訳になります。これが他動詞です。

上段にあげた例題は他動詞なので、すべて自動詞のように【〇〇する】ではないのです。【〇〇をする】なのです。

◆目的物や対象物が必要になってきます。それが目的語なのです。この場合、目的語は「a knife」です。

このように、上記の例題のように目的語がともなうのは他動詞なのです。

りんごを切るも、バックを運ぶも同様ですね。例外はありますが、同時に相手の対象物にも影響がともなうのが特徴の一つです。

では、私が山頂に到着するの「到着する」はどうでしようか?
arriveもありますし、reachもありますね。この「arrive」と「reach」の違いや使い方、意味合いは何でしょうか?

aririveは到着することは到着するのですが、例えば新幹線の車内アナウンスで停車駅に近づくと、We will soon arrive at Tokyo ~などarriveを使うように車内アナウンスされますが、それぞれの停車駅が続くのですね。

一方、reachは最終目的地など、感覚としては試行錯誤や苦労してたどり着くようなところに着くイメージになります。
上記にしてもある程度の目的はあるにせよ、reachの方が少し重みのある目的地になるでしょうか。

全てではないせよ、どちらかというと目的語をとる分、他動詞の方がよりメッセージや強い目的を持つ動詞になるとも言えます。

また、動詞【visit】=【を訪れる】で他動詞として使うと一般的には

【私は図書館を訪れます。】→【I visit the library.】

となって、他動詞だから明確に行く先が決まっている図書館を目的語を伴って使われています。

ところが、アメリカではこの、visitは自動詞としても使われています。

【私はイタリアを観光します。】→【I visit in Italy.】見物する、観光するでは、inが付きますね。

観光に行くのはイタリアですが、イタリアで見物したり楽しんで、そのあと他の国も見物に行くのでしょうか。

自動詞は前置詞を次にとるので、より明確に焦点を絞った表現ができるので伝えたい言葉を選んで、特化したい表現のバリエーションが広がります。

動詞を覚えるときは自動詞、他動詞も併せてイメージして覚えいくといいですね。

自動詞も他動詞も、動作する動詞は、話し手の思い、役割があるとも言えます。

そのため、英和辞典を見るときも、そうした自動詞、他動詞を区別して見ていくと更にいいですね。

そして、これから色々な英文に触れていく中でもつちかわれていくでしょうか。

全然焦る必要はないので、たまには楽しみながらチェックしてみてはいかがでしょうか。

最初のコメントをしよう

必須