副詞と聞いて、まず「副詞とは?」や
英語で副詞の役割や使い方
どう使うのかが先に浮かぶと思いますが
副詞の役割や使い方が分かると
英文解釈や読解などでも区別することで
英文が分かりやすいものになっていきます
一見、とっつきにくい感じがしますが
順番に副詞の使い方を見ていって
少しでも攻略していきましょう。
英語で使う場合の副詞とはいったい何、その役割は?
副詞とはどんなものなのでしょうか。
役割を知るとその文章も分かりやすくなります。
副詞のの役割は
名詞以外を修飾、つまり名詞以外にかかる
対象とする言葉をさらに詳しく説明しています。
文章の中の状況がわかりやすく
くわしく伝えられる役割りが副詞の役割になります。
そのため副詞を使うことで
文章の中身の情景が相手に分かりやすくなる
相手に伝えられるイメージがある感じです。
使われる場所は
at home、in Tokyo、on the floorなど
前置詞を伴うと副詞句となります。
つまり主語、動詞がない場所を表す言葉は
文中には仮に上記のような前置詞句が無くても意味が通じます。
下記では()内の句が副詞句で修飾している部分になります。
また、様子や状況的なものなど表す副詞では
hard、early、slowlyなどは副詞になります。
文中にはよく登場する、日時を表す副詞には
on Wednesday、at night、tomorrow、every dayなどの類。
副詞を使うことで
表現がより豊かになって
相手にもより話している中身や状況がわかりやすく
イメージしやすくなります。
例えば、分かりやすい例として、
あなたはうまく出来ました。
You have done well.
よく出来たのですが
ある程度できたのか
そこそこお世辞言葉としてでできたのか
またどのくらいできたのかは分かりません。
そこで副詞のveryの
「たいへん」をつけることで
あなたは大変うまく出来ました。
(とってもよくできました)
You have done very well.
と、大変良くできたことがよりよく分かります。
つまり、すごくうまくできたのだなと
ということがこれで分かるのですね。
wellの副詞を修飾
(より説明を加えて情景が浮かびあがります)していますね。
もちろん、勝手に情景を付け加えているのではなくて
人によってうまく出来・不出来具合は変わりますね。
きれいな花を買いました。
I bought a beautiful flower.
とってもきれいな花を買いました。
I bought a very beautiful flower.
ここでは、beautifulという、形容詞を修飾していますね。
より、花がきれいだということが分かります。
花によってきれいさは変わります。
私はいつも夜に一生懸命に勉強をします。
I always study hard at night.
一生懸命に勉強しているのが分かった。
さらに下の例文だと
私はいつも夜にかなり一生懸命に勉強をします。
I always study quite hard at night.
これも、hard(副詞の一生懸命に、熱心に)を
副詞(かなりのquite)が修飾(より詳しく説明)しているため
そんなにすごく勉強しているのかが分かります。
かなり必死でやっているなーみたいに。
副詞の位置や順番は?副詞が文章の解釈、読解に役立つのはなぜ?
ここでも副詞の位置や順番を見たり
読解にどのように役立つか例文をあげてみましょう。
私は家でいつも夜の7時から12時まで相当一生懸命に勉強をします。
I always study hard at home from 7 to 12 at night.
の文章では
()内で閉じられている言葉は副詞や副詞句
(前置詞+副詞など)ですが
仮に無くても意味は通じますね。
それが副詞、副詞句なのです。
I( always) study (hard) (at home) (from 7 to 12) (at night).
この場合は、always、hard、at home、from 7 to 12、at nightは全て副詞ですね。
状態→場所→時間、日時が順番に来ています。
場所→状態→日時が来ることも普通にあります。
例えば、
私は昨日、図書館までゆっくりと行きました。
I went to the library slowly yesterday.
I went(to the library)(slowly)(yesterday).
場所・状態・日の順になっています。
私は昨日の朝、学校でテニスが簡単にできた。
I could easily play tennis at school yesterday morning.
I could (easily) play tennis (at school)(yesterday morning).
副詞の順番、位置は
状態→場所→時間・日の順番の語順になります。
位置は日本語とは違いますよね。
大事なことから先に順番に伝えている様子が感じられます。
読解や解釈をより分かりやすくするには!
上記の例文のように
()内の副詞句や修飾する句などを
まずはそれぞれ分けます。
()内でくくっている
副詞や副詞句を外すと
上記の例文では残った文章は下記のようにシンプルになります
I went.
I could play tennis .
そうして
修飾している箇所や副詞句など
区分や大きな固まりがあるかどうか見て区分できれば、
主語+動詞+・・・など。
英文解釈や英文の意味が分かりやすくなるでしょうか。
主語と動詞もそうですが
副詞も修飾語も()内で閉じて区別することで
英文の構造が見えてきます。