英語の「分詞」 「動名詞」 の違いを見るうえで最初に押さえておきたいことは?
最初に押さえておきたいのが「分詞」「現在分詞」「過去分詞」 です。
そして次に「動名詞」 の順番で見ていきます。
なぜなら、分詞は 「現在分詞」「過去分詞」 「形容詞」と直接かかわりがあって
「動名詞」はまた違う性質を帯びています。
では「現在分詞」「過去分詞」や後に出てくる「分詞構文」いうと
見た目の文字自体堅苦しいイメージがあったり
なんのこと?それはどんな意味や役割があるの?と思われるでしょう。
見た目の違いがとても分かりにくい、
文法嫌いな人が多いのもそのせいもあります。
このあたり順を追って見ていきます。
分詞とは?分詞の持つ意味を例えとしてとらえるなら、どんなイメージ?
まずは分詞。
分詞をイメージで例えてみます。
仮にAさんを動詞(Aさんが場面によって動くイメージ)と例えます。
Aさん=「動詞」
そうすると、Aさんそのものの本質である動詞は変わらないものの
Aさんの行く場所が違えばその場にふさわしい服装と役割も変わります。
(Aさんの服装を分詞とします。つまりAさん自身の中身は動詞なので
移動する場所・場面によって服装を替える、役割も替わる。その服装や行動する役割が分詞のイメージになります)
(例えば、結婚式に行けば礼服に、会社を訪問するなら背広に、普段はカジュアルな普段着)
Aさん動詞がいる場所によって、その場にふさわしい服を着るでしょうし、外見や行動も応じて変わります。
本質であるAさんが動詞であることには変わりはありません。これが一つのポイント。
Aさん本来の動詞から、Aさんが行くその場にふさわしい服装(礼服、背広、普段着)が
そのまま服装とその場の役割(現在分詞、過去分詞、形容詞)にカタチづくられます。
その時は、服装だけでなく、行動もその場にふさわしい役割(現在分詞、過去分詞、形容詞)になります。
そこで、分詞とは?や、現在分詞とは何?とか
過去分詞とはどんな意味?や
形容詞とはどんなもの?
が関係していきます。
分詞とは?については上記で触れていますが
次の例文を見ていく中でイメージができてくると思います。
He is watching Ohtani standing in the batter’s box.
(standingは現在分詞)standが原形。
Ohtani選手である名詞を修飾(様子を説明している)している形容詞に相当します。
ちなみにwatching はbe動詞+動詞だから現在進行形
A yacut found in the ses.
(過去分詞)findが原形で、過去分詞
動名詞は
動詞が名詞化されることでしたね。動→名詞化(~すること)
不定詞と動名詞の違いや役割は?
英語でいう不定詞も動名詞も名詞化することで、英文も幅広く使えるようになります。
以前に記載しておいた記事があるので、ご参考まで下記にリンクを貼っておきます。
分詞、動名詞、現在進行形の違いは、以前にまとめた下の記事もご参考に。
動名詞と不定詞の違いは、以前にまとめた下の記事もご参考に。
分詞など文字の呼び方は昔の古い時代の名残りでもあって
めちゃくちゃ分かりずらいものになっています。笑
文法は知っておいて損はないし
知らないと絶対にもったいない感じです。
目の前にごちそうがあるのに、食わず嫌いみたいに。
ご馳走って、無理して食べなくてもいいわけなんだけど
せっかく、いいものが目の前にそろっているのに、食べないともったいない。
学びでいうと、めちゃくちゃ後々役立ってきます。
英会話の幅を広げたり、読解であったり
高校受験であつたり大学受験であったり
趣味や仕事で英語が必要な時も奥行きが広がるからです。
ここは、英語に触れていく中で何かが足りないかなと
後からでも気づいていくかもしれません。
そんなとき、文法や読解力もっと基礎から知ってみたいと思うかもしれませんね。