英語の引き出し

英文法の第1文型とは?主語や動詞、修飾語や前置詞、前置詞句とは?

第1文型・主語・動詞・修飾語とは?

英文法の第1文型をまず見ていくと後の文型の違い理解度も早まる!

英語は文型をとりながら文章として成り立つところがありますが

その中でも第1文型は初っ端に出る文型になります。

全てはこの第1文型に共通する、主語(S)と動詞(V)が含まれています。

文章を最初に作るときも、この主語と動詞がとても重要な役割を持つことになります。

文章の主役ですね。



主語と動詞がないと文章が成り立ちません。



このあたりをまずは見てみましよう。

主語(S)と動詞(V)だけで、意味が通れば第1文型?

主語(Subjectの頭文字のS)と動詞(Verbの頭文字のV)で


それぞれSとVで主語と動詞として表されます。

主語(S) ~が、~は、が付くのが主語になり



動詞(V)~する、~です、いる(存在する)と続くのが動詞となります。

下記の例文では、それぞれ主語と動詞だけの短い文章で完結して


まがいなりにも意味が通ります。

主語(S)とは?主語が無いと文章は始まりません。

主語(s)例文
~が、~はHe eats. 彼が食べる。「彼が」Heが主語
 She walks.彼女が歩く。「彼女が」Sheが主語
 Mr. Tanaka is in Tokyo.田中さんは東京に居ます。Mr. Tanakaが主語
 人や物や動植物を初め、自然界など無限大に主語があります。

このように、主語の文字でも表されているように


動作をする、文章の主体的な対象


主たる主人公にあたるものが主語になります。


単体の文章では主語がないと動詞だけになって命令文となるため


誰がその主体なのか分かりません。

相手が同じ場所にいれば、相手に向かってGo!となって


「行け!」で分かりはしますが・・

動詞(V)については、Be動詞と一般動詞の2種類あります。

動詞については大きく2種類の動詞(Be動詞と一般動詞)があります。

Be動詞は現在形ではis、are



過去形になるとwasとwereになります。



一般動詞はBe動詞以外、つまりgo行くや



泳ぐswimなどの一般動詞



つまり動きのあるカタチが一般動詞となります。



人では、行為そのものですね。



食べる、運動する、書く、行く、飛ぶ、始める、やめる・・・

動詞(v)例文
~です(Be動詞)This is a pen.  ペンです。の「です」
~する(一般動詞)I  go to the zoo.行きます。の「行く」など。
いる、存在する(Be動詞)She is in Paris.パリに居ます。の「いる」

でも、これだけでは、ちょっと文自体としては味気ないとも言えます。

上記の例文でも分かるように


主語と動詞で文が完結してしまう


文章としてはもう少し情景がはっきりする場合がほとんどですね。

それが、主語と動詞以外でS+Vの味気ない文章に花を添えてくれるのが、


脇役でもある修飾語(M)なのです。


たたが脇役、されど脇役の修飾語のM(Modifire)です。

修飾語(M)とその役割とは?前置詞や前置詞句とは?

「彼は食事をします」を、英語では


He eats.

eatの「食べます」は、自動詞、他動詞がありますが



ここでは自動詞のeat、三単現(三人称単数系の現在)のSである


eatsにsがついています。

普通はここに、色々な主語と動詞だけの文章にもう少し詳しく情景を加えたいところですね。


それで、ここで登場するのが修飾語なのです。


(主語がS、動詞がVなら、修飾語はMの略語) 

例えば例文で、彼は土曜日に美術館で食事をします。


を英文では


He eats at the museum on Saturday.

となって、「美術館で」のat the museumと、


「土曜日に」のon Saturdayが加わります。つまり場所と日です。


at the museumとon Saturdayが、それぞれ修飾語(M)となります。

He eats (at the museum)(on Saturday).

上記のように修飾語を()でくくると分かりやすくなります。



He eats.として修飾語は無くても文章の意味は通ります。

しかし、彼が食べている情景を加えて


さらにそのまわりの様子を説明していくのが修飾語の役割とも言えます。

ピンポイントのatは場所やonは日時などに使われ、前置詞と呼ばれます。

atやonなどの前置詞に加えて名詞のmuseumとSaturdayが加わって、


前置詞句なります。前置詞ではなくて


atなどの単体ではないため句となります、前置詞句。

この場合、上記のような前置詞句があれば、修飾語(M)となります。

この場合、例文のように修飾語が2つ以上ある場合は、


1番目場所が来て、2番目に日時が来る順番となります。

He eats (at the museum).

He eats (on Saturday).

He eats (at the museum on Saturday).

上記でみてきたように、主語と動詞だけで文章の意味が通れば第1文型となります。


さらに修飾語(M)が加わっても同様です。

まとめ

主語(S)と動詞(S)だけで文章が完結するのが、第1文型。

それに彩りなどもう少し説明を加えて状況や様子を詳しく説明できてくるのが修飾語(M)でした。

修飾語(M)が加わってくると文章が読みづらく、分かりづらくなっていきますが


修飾語を()でくくると文章全体が分かりやすく、読みやすく、理解しやすくなります。


ここはとても重要なことを意味しています。

修飾語はあっても無くても文章や意味が通じるので、


()でくくることで文章がスッキリしますし、


骨組みが分かるようになってきます。


ここに文法の面白さがあります。


長い文章も()などで修飾語を分けると、


文章が理解しやすくなるのですね。

読みやすく、理解しやすくなると英語が楽しくなる第一歩となります。

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