助動詞は動詞を持つ意味を広げるのに役立つ!一体どういうこと?
ずばり、文字通りですでは、意味がないので
動詞を助けることではありますが、これでは意味が全く分かりません!
もっとやさしく書くと
動詞の範囲を広げてあげる!
動詞を自由に使える範囲を今より広げてあげる
こと。
形式ばったかたぐるしい、助・動・詞の文字をそのまま
文法的にとらえないでくださいね。
文法の助動詞というと、少し嫌気がさすかもしれません。
では、動詞の使える範囲を広げるとは?
一体どういうことなのか、どんな意味で使われ方をするのか?
このあたりを具体的に見ていきますね。
助動詞を英語で使うと、どんな役割で使われる?
例題で分かりやすく説明していきます。
例えば、動詞のread や swim、eat
「読む」「泳ぐ」「食べる」は動詞です。
では、助動詞はというと
can、must、will、may、shouldが代表的な助動詞です。
それぞれ、意味はひとつではないのですが(複数意味はあります)
上記のそれぞれの一般的的な意味は
「~できる」「~しなければならない」「~します」「~かもしれない」「~すべきだ」ですね。
動詞の意思が表れています。
何のためにこの助動詞があるのか?ですが
上記の動詞の例題では、その動詞の使える範囲を広げてあげることが役割なので
read「読む」に + can「~できる」を加えると = 「読むことができる」となります。
日本語では、読むことができる、と順に並べますが
英語では単語が並ぶ順序は逆で
can read となります。
I can read the book.ですね。
「わたしは本を読むことができる。」
そうなのか、あなたはその本を読むことができるのか!
(そんな難解なその本を読めるんだ・・)と。
相手は初めて読むの範囲が広がったことで
理解できるようになる
使い方ひとつで便利な状動詞とも言えます。
できる?・・
ほう・・何ができる?
読むことが・・
となるイメージですね。
read「読む」の単語一つでは
「読む」しか表現が表せないのですが
どんなふうに読むかは聞いている相手は分かりません。
読むのは分かるけど・・
読めるのか、それとも全く読めないのか?
少しだけ読めるのか?
読まなければならないのか?
読んでもいいのか?
読むべきなのか?
読む意思はあるのか、無いのか?
「読む」単語一つだけではその先は分からないのですね。
それは、「泳ぐ」「食べる」も同じことなのです。
食べていいのか、悪いのか、食べられるのか。
それとも食べるべきなのか
食べたいのか、食べたくないのか?
も同じですね。
そう意味で、動詞の単語一つだけでは使える範囲は限られるために
単語である動詞の使える範囲を広げてあげることで
動詞が、生き生きと自由に行動範囲が広がって
動詞の意味にも広がりが出来て聞く相手も
より分かりやすく理解できてくることがでるので
それは動詞だけでなく、聞いている相手も助けることができるわけです。
そのように動詞をサポートして意味を広げ
本来の動詞の持ち味を広げてあげると理解してもいいですね。